「33歳」

「次会ったときは、おいしいお寿司だね!」 「海外も行きたい!」
“いとこ” との約束でした。

全身にガンが転移していると告知されて、約1年で私の従姉妹は息を引き取りました。ほんの、数日前のことです。

従姉妹も2人姉妹、私も2人姉妹で、小さい頃はよくおばあちゃんのお家に集まって4人お揃いのワンピースを着たりして、思い出は今も鮮明に残っています。
20歳になった頃、従姉妹家族は東京に越していたので会う機会も減っていたものの私が東京へ行った時は、一緒にお出かけしたりして。

ある日、父からの電話で知りました。


私は母もガンで失くしているので、父は電話越しに「母を思い出す」と泣いていました。

発覚して数ヶ月後会いに行った時は、すでに痩せ始めていて少し歩くのも息切れするほど。そして、先日。会いに行こうと決めて東京へ飛びました。

コロナのため、自宅で酸素をつけて横になっていた彼女は、こんなにも痩せてしまうのかと思うほどに姿は変わっていて、意識はほぼなくて。

それでも、最後まで一生懸命呼吸して生きようとしているのがわかりました。

私が向かった日程も、本当にたまたま。


亡くなる前日まで側にいられて、本当に良かったと思っています。

もっと一緒に遊びたかったし、いろんなことを話したかったです。
でも、このままつらい闘病生活が続くより、ゆっくり休めて安心してるかな。

本来なら、桜も見られるかどうか。と言われていたのですが
本当にきれいな桜の写真を私に送ってくれました。

ブログ画像

コロナで、おうち周辺だけしか歩けなかったのですが、唯一お散歩は楽しみだったようです。


6月には33歳のお誕生日も迎えられました。

今自分が、こうしてお仕事ができていたり、好きなだけ美味しいものを食べられたり、当たり前の生活ができていることって、ありがたいことです。

最近の私は、従姉妹のことや母のことを思い出して、ぼーっとしてしまい
本当に抜けていることが多くて…もし何かミスしていたら遠慮なく喝入れてください!!笑 こういう時こそ、しっかりしなければいけないですよねっ!!

私のまわりの人、お客さま、スタッフがみんなが元気に過ごせますように★


今日も笑いのある1日を過ごしてくださいね♪