雨。
こんな日は、ほんの少し窓をあけて滴の落ちる音を誘います。
駅近にも関わらず、この辺りは静かで
自然そのままの澄んだ音がとても上品に響きます。
お客様には、目を閉じている間も
心ほぐれる時間を過ごしていただけたら嬉しいです。
元々音楽が大好きで、明るく楽しい曲も好みなのですが
波、風、鳥のさえずり、虫の声、焚き火、木々の揺れ、とか
やっぱり、本物が奏でる自然の音には敵いません。
今年は、より意識的に「本物に触れる時間」をつくろうと思っています。
つい先日、仲間入りしたキャンドルも、1つ1つ手摘みされたお花を使っています。
すてきな香りをくれるだけじゃなくて
環境に配慮された素材100%で出来ていて、すすも出ません。
置いているだけでも、やさしい香りが広がりますが
ゆらゆらと動く「火」を見ることでも、心が穏やかになるそうです。
ちなみに、隣でそのキャンドルを引き立ててくれているのは「離島の流木」です。
出張中に海から拾ってきました。
流木も、この姿になるまでにきっといろんな海の旅物語があって
お花にはない、慎ましやかな美しさに惹かれますね。